変化点とその管理

変化点とその管理(Change points and their management)

スポンサーリンク

アフィリエイト広告を利用しています。

——-


変化点管理:Change point management
変化点への対応とは、「プロセスにおける人や、部品・原材料、設備などの重要な要因の変化を明確にし、特別に注意を払って監視すること」と定義されます。
具体的には、変化点への対応をすることにより、人の欠勤や、部品・原材料ロットの切換え、設備の保全などに伴う異常の発生を未然に防止することができます。このような管理を変化点管理といいます。
簡単に言うと、変化点は4M(Man,Machine,Material,Method)が変化するタイミングです。

 

設備の故障や、作業の中断、引継ぎ・交代、図面の変更、工程条件の変更、環境の変化などの変化点の管理が不適切な場合、不適合(不具合)や異常が発生することが良くあります。変化点管理は、一般的には、4M変更管理ともいいます。

変化点管理を一般的に定義すると、「要因系の変化点を早めに把握して結果系の管理項目をグラフ(管理図など)で監視して、適切な対応をして、要因系の変化による問題発生を未然に防ぐ。」となります。
一般に、工程の変更や変化は、不適合(不具合)や異常の原因になる可能性が通常より大きくなります。従って、工程の変更や変化があれば、関係者で情報を共有して、適切な対応をとることが重要です。

 

 

参考文献
JIS Q9026:2016  マネジメントシステムのパフォーマンス改善-日常管理の指針
現場力を高めるQC用語 -QC検定に役立つ- 細谷克也  品質月間テキスト398  日本科学技術連盟_日本規格協会

ORG:2022/12/13