品質の定義

品質の定義(definition of quality)

 

スポンサーリンク

アフィリエイト広告を利用しています。

——-


事実に基づく活動,三現主義,5ゲン主義

品質の定義
品質とは、「対象に本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」をいいます(JIS Q9000:2015「品質マネジメントシステム-基本及び用語」)。

良い品質
良い品質とは、顧客が判断して、満足を得られたと判断する品質をいう。

狭義の品質・広義の品質
狭義の品質とは、製品やサービスの特性そのものの品質をいう。
広義の品質とは、狭義の品質(Quality)に加えて、コスト(Cost;原価、価格など)、デリバリー(Delivery;納期、供給生産量など)を合わせた、QCDをいう。
さらには、安全(Safety)を加えて、QCDSについても広義の品質と呼ぶ場合がある。

 

品質の定義

品質とは、「対象に本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」をいいます(JIS Q9000:2015「品質マネジメントシステム-基本及び用語」)。
品質は、有形のもの(製品)に対する品質、無形のもの(サービス)に対する質、のどちらの意味も含みます。
品質は、全ての有形・無形物に対して備わっているもので、対象の中に存在しているものです。
品質は、優れた、良い、悪いなどの形容詞と共に使われる場合があります。

「要求事項を満たす程度」とは、その使用目的をどの程度満たしているか(使用目的への適合性)とされています。
例えば、LEDランプの品質とは何かを考えてみましょう。LEDランプの品質特性としては、寿命、消費電力、色温度、寸法、口金形状、外観などが考えられます。このLEDランプで言えば、ランプとしての機能が、どの程度使用目的を満足しているかということが品質になります。

良い品質

良い品質とされる例として、以下のような項目があげられます。
・目的に対して「最適」であること。
・使用時に期待した「はたらき」をすること。
・使用者の要望に合致していること。
・使用中、使用後に、周囲に悪影響を及ぼさないこと
・ばらつきが小さいこと。
・生産時の原単位が少ないこと。
など、いろいろ考えられます。

もう少し具体的に言えば、
品物の品質は、実際に使用されたときに期待どおりの機能を発揮するかにより、良し悪しの評価がされます。品物の品質特性には、強度や、硬さ、吐出量など物性や性能などだけではなく、質量、寸法、デザインなど幅広く含まれます。
さらに、故障率や、信頼性、寿命、摩耗など使用することにより顕在化する性質や、安全性や、操作性などの使用状態に関わる性質、修理の可否や、補修部品の入手性、エネルギー消費量など使用中に問題となるコストに関わることも品質特性に含みます。
また、製品を製造する際の、歩留まりや、不適合品率(不良率)、原単位も品質に含めて考えられます。ここで、原単位とは、一定量の製品を生産するために、消費したり排出したりするものや時間などの量をいいます。

狭義の品質、広義の品質

狭義の品質とは、本項で示された品質、つまり製品やサービスの特性そのものの品質をいいます。
広義の品質とは、狭義の品質(Quality)に加えて、コスト(Cost;原価、価格など)、デリバリ(Delivery;納期、供給生産量など)を合わせた、QCDをいいます。
さらには、安全(Safety)を加えて、QCDSについても広義の品質と呼ぶ場合があります。

 

ORG:2022/07/01