応急対策,再発防止,未然防止、予測予防

応急対策,再発防止,未然防止、予測予防(emergency measures, recurrence prevention, prevention, predictive prevention)

 

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製造現場や販売現場などにおいて、思いもよらない問題が発生することがあります。
品質を管理するうえで基本的な活動指針として、問題が発生したときに、その原因に対する処置を行うことが求められます。処置のレベルには、以下のように4つのレベルが考えられます。

応急対策

問題が発生した場合、原因はわからなくても当面の現象を解消するために行う対処療法的な処置、対策。

再発防止

根本的な原因を追究して、今後同じような問題が発生しないように取る方策。

未然防止

再発防止対策を、類似製品や類似工程で同様の不具合が発生しないようにする予防的な対策

予測予防

未だ経験していない事象をあらかじめ予測して、事前に対応することで予防する対策。

これらは、不具合などの問題が発生した場合に取るべき対策を示すものですが、より積極的な活動として、非常に良い実績に対して、「なぜよいのか?」、「どんな条件により、良い結果を得られるのか?」などを探求することも必要です。悪さ加減だけでなく、良さ加減も重要な情報です。

 

ORG:2022/06/18