機能別の責任と権限

機能別の責任と権限(responsibilities and competences by function)

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機能別の責任と権限
各部門に付与される機能別管理特性の実践活動は、部門長をリーダーとする各部門の責任で行わなければならない。

 

機能別管理で横串での管理を進めても、個別の改善活動に必要となるのは、結局は部門長をリーダーとする部門別管理により、日常管理、方針管理、機能別管理を日常の活動へ、どのように落とし込めているかになります。

そのためには、全ての部門長は自身が担当している部門の機能別管理特性を的確に特定する必要があります。しかも、このような機能別管理特性は複数あるのが通常です。従って各部門への管理特性の分解が重要であることは間違いありません。

各部門に与えられた機能別管理特性の実践活動は、各部門の責任で行わなければなりません。その意識が無いと機能別の活動はうまくいきません。

また、品質・質や、コスト、生産量などの機能間の調整が重要です。ともすると、各機能がそれぞれの重要性を主張して譲らない事態になりがちですが、それでは組織として企業活動がうまく回りません。方針管理とリンクさせて、これらの機能をどのようなバランスで考えていくことが、組織(企業)にとって如何に重要かを明示する必要があります。

 

ORG: 2022/07/20