品質マネジメントの原則
品質マネジメントの原則(principles of quality management)
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品質マネジメントの原則
ISO9000シリーズ(ファミリー)規格に共通する、品質マネジメントシステムの基本となる考え方が、品質マネジメントの原則です。以前は8原則でしたが、2015年版の改訂で7原則になりました。
列挙すると、
① 顧客重視
② リーダーシップ
③ 人々の積極的参加
④ プロセスアプローチ
⑤ 改善
⑥ 客観的事実に基づく意思決定
⑦ 関係性管理
です。
品質マネジメントの原則は、JIS Q9001:2015 「品質マネジメントシステム-要求事項」の序文0.2項に示されており、この規格の基礎となるものです。
2015年版の改訂で、8原則から7原則になりました。
品質マネジメントの7原則を、表1にもう少し詳しく示します。
また、旧規格の8原則との比較を表2 に示します(参考)。
表1 品質マネジメントの7原則(JIS Q9001:2015)
表2 品質マネジメント原則の新旧比較
組織をより効果的に運営するためには、体系的かつ目に見える方法で、管理する必要がります。
この「品質マネジメントの原則」は、品質マネジメントシステムを運営・管理し、パフォーマンスの改善に向けて、自らの組織を強固にする枠組みとして、トップマネジメント及び管理者層の活用が望まれます。
参考文献
よくわかる2級QC検定合格テキスト 福井清輔 弘文社
品質管理技術の見える化トレーニングツール 福丸典芳 日科技連
引用図表
表1 品質マネジメントの7原則(JIS Q9001:2015)
表2 品質マネジメント原則の新旧比較
ORG: 2022/12/23