後工程はお客様

後工程はお客様(The post-process is the customer)

 

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後工程はお客様

私たちの仕事は、多くの部門や関係者により成り立っています。仕事の良否は、後工程の満足度あるいは迷惑度によって決まると考え方があります。そこで、後工程をお客様と考えて、後工程の期待に応えるアウトプット(成果物)を引き渡すことを、「後工程はお客様」といいます。

 

この言葉は、トヨタ自動車は企業研修でも教えられるそうです。
元来、「後工程はお客様」という言葉は、生産ラインで作業者が、自分の工程より後ろの工程の作業者を「お客様」だと考えて、お客様である後工程作業者が喜ぶ仕事をするように心がけましょうとの意味です。そうすることにより、業務全体が円滑に進んで、生産性が向上を図ることができます。例えば、後工程作業者が次の作業をしやすい様に、部品の置き方を決めておくなどの心配りが大切なことをいいます。
この考えが、製造部門のみならず、間接部門でも研究・開発から営業、物流、サービスまで、全てのプロセスに関わるスタッフ全員が持つことにより、企業や組織のもたらす製品やサービスはお客様に喜ばれる心のこもったものになります。

組織において⾃分⼀⼈で完結する仕事はほとんどありません。仕事というのは、多くの⼈と協⼒することで成り⽴っています。
間接部門でも、進⾏中のプロジェクトも⾃分の作業の後には、社内の別部署の⼈やお客様、関連会社の⽅など後⼯程を担当する⼈たちが常に控えていることを意識しなければなりません。

経理部門や人事などの間接部門でも、自分の仕事の目的は何かを考えれば、同じ会社の方であってもお客様と考えることで、仕事の質が向上するはずです。

「後工程はお客様」という発想を、全従業員が持つことにより会社は強くなります。

 

参考資料
後工程の業務を意識した思い遣りある対応   ヒューマントラスト https://www.humantrust.co.jp/bizskills/employee100/
トヨタで学んだ「後工程はお客様」発想 ビズパワーズ柳瀬智雄のコラムBIZPOWERS https://www.bizpowers.jp/column/cat16/atokoutei.html

ORG: 2022/02/20