問題と課題

問題と課題(problem and task)

 

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問題(problem)

問題とは、「設定してある目標と現実との、対策して克服する必要のあるギャップ」をいいます。

課題(task)

課題とは、「設定しようとする目標と現実との、対処を必要とするギャップ」をいいます。

 

日常的には、問題(problem)と課題(task)とを区別しないで、全て問題ということもありますが、品質管理では、両者を明確に分けて考えます。

問題とは、「現状とあるべき姿とのギャップ(差異)」という事になります。
あるべき姿とは、⾊々な事柄に対して、「こうで無ければならない」、「こうあるべきだ」といった事になります。当たり前に出来ていなければならない、社内ルールや顧客との取り決め、⼿順、約束事を守ることが、あるべき姿になります。これらがきちんと出来ていなければ、それは現状とのギャップ(差異)になる為、これが問題になります。
また、製品を仕様通りに製作して顧客に提供する事もあるべき姿になり、これが出来ていない場合も、やはり問題になります。

課題とは、「現状とありたい姿とのギャップ(差異)」という事になります。
ありたい姿とは、⾊々な事柄に対して、「こうありたい」や、「こうなりたい」、「こうなるべきだ」と⾔った理想の姿の事になります。社内ルールや顧客との取り決め、手順、さらに製品やサービスのレベルを向上させて、より良好な状態を目指すことが、ありたい姿になります。
なります。

 

ORG: 2022/04/30